今まで、日本歯科医療相談センターは、数回アドバイスをいただいています。その中でも印象的だったのが、インプラントを施術した患者さんの例です。
お帰りの際は笑顔で御礼を言ってくださり、満足されたのだと思っていました。しかし、後日その患者さんから相談センターに「歯の形が気に入らず、どうしたらいいか」との連絡があったのです。
そこでセンター長からの「患者さんに改めて、本当に大丈夫ですか?と尋ねてください」というアドバイスに従い、次に患者さんが来院された際に尋ねてみました。すると、「先生から尋ねてもらえたので話すことが出来た」と本音を話していただけました。
その患者さんからは“何でも話しやすい歯医者さん”と認められ、多くの患者さんのご紹介をいただくことができました。
私は歯科医療のプロではありますが、苦情対応のプロではありません。苦情対応に不慣れな私が対応するより、苦情の対応経験が豊富なアドバイザーに助言いただくことで、より的確な対応が出来るようになります。
自分が出来ないことはセンターの苦情対応のプロにお任せする。無理に盲目的に頑張ってかえって揉めてしまうこともよくあることです。苦情があれば専門家のサポートを素直に受け適切な対応をすることが、私たち歯科医師にとっても、患者さんにとっても、喜ばしい結果になるのではと思っています。
これから人口が減る時代、患者さんを増やすより、今来てくれている方々を大切にし、維持するということにもつながりますので、自信を持って日本歯科医療相談センターをおすすめします。
ハロー歯科医院 理事長
長 也寸志 先生
翼ハロー歯科:http://www.hellodc.net/